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台湾旅行 旅行

台湾 桃園国際空港から台北市内まで移動する3つの方法

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shuten

ゴールの台北駅、ここまでどう行くべきか?

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台湾 桃園国際空港に着いた後、ほとんどの方が台北まで行かれると思われます。初めての方は空港に着いてからどうやって台北市内にいくのだろう?と、調べられると思われます。

ざっくりいってしまうと、桃園国際空港から台北まで行く方法は、次の3つの行き方になります。

  1. MRT桃園空港線
  2. バス
  3. タクシー

おススメもざっくり言ってしまうとこの順番です。ほとんどの人が、MRT桃園空港線かバスです。

深夜23時35分以降から翌06時まではMRT桃園空港線の運転が終了しているので、桃園空港から台北に行くには、バスかタクシーとなります。

以前は台湾新幹線(台湾高速鉄道)も加わっていたのですが、2017年3月にMRT桃園空港線が開業してからは、MRT桃園空港線の利用が断然よいので外しています。

参考として最後に追加しております。

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バスやMRT、タクシーで台北市内までの行き方

 パックツアーの場合

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黄色のタクシーの後ろが国光客運

各旅行会社のパッケージツアーで来た人は、税関抜けて到着ロビーに出たすぐのところが現地待ち合わせ場所にされることが多く、ここで現地業者のガイドさんがプラカードや声かけしています。なので、余程でない限り、見つからないことはないでしょう。

飛行機が遅延したり、イミグレーションが混雑しても置いてかれるのはありませんが、同じ便の人が殆ど集まっているのに買い物などで遅れてくると、白い目線が来ることは間違いなし。両替ぐらいまでにしておきましょう。プリペイドsim購入は、カウンターが空いていても15分位はかかると見て下さい。

昼間だと確実にお土産に寄らされますが、夜到着か帰り朝早い場合は寄らずに目的地へ向かいます。あと車内でガイドさんが1万円位の両替をしてくれることもあります。レートは悪くないです。

が、

手持ち分だけなのであまり多額は無理です。乗る時間や添乗員によったりするため、これは想定ですが、10万円分ぐらいしか持ってないと思われます。(私がみたところでは、だいたいこの位で打ち切っていました)

注意!

一部の激安パッケージツアーですが、桃園国際空港と台北間のバス移動が付いていないプランが存在します。台湾までのLCCが多くなってきてから、空港往復は自力というケースが出てきました。ツアーの値段を下げるためだと思われますが、深夜帯到着は注意です。

なので必ず申し込み時に、空港から台北までの移動方法がどのようにされるかを、旅行会社からの旅程表を必ず確認しておいて下さい。バス移動がないプランの場合は、次項以降での移動方法となります。

ツアー以外の人は以降の3つのどれかになりますが、MRTかバスのほぼ2択です。

MRT桃園空港線

トップバッターは、2017年3月2日に開業した、MRT桃園空港線です。

現地では「桃園捷運機場線」「Taoyuan Airport MRT」と表記されています。バスと比べて渋滞の心配もなく、殆ど定時運行です。またバスに並ぶために長蛇の列に並ぶ必要がないので、おススメします。

なお早朝・深夜(6時-23時35分以外)は動いていないので、早朝深夜帯に移動される方は、次の章「空港連絡バス」まで飛ばしてください。

1年前には開通を予定していたのですが、事前の試験で予定通りのスペックが出ていない(速度や運行間隔)などの理由で、開業が遅れに遅れてやっと開通しました。

早くて便利!桃園空港線

台北駅と桃園空港第一ターミナルまでは快速(直達車)列車35分、普通列車で45分で結んでいます。第二ターミナルまではプラス2分。いままはバスで1時間前後かかっていたので、大幅な時間短縮です。

料金も160元(開業から1カ月は半額)と、従来のバスや新幹線利用のちょうど中間点の料金となっています。ICカードは、悠遊卡(Easycard)、一卡通(iPASS)、有錢卡(HappyCash2.0)が利用可能です。

2017年後半より、MRT桃園空港線とMRT台北48時間もしくは72時間フリーとなる「JOINT TICKET」が発売されていています。

通常より80~100元安くなっていて、MRT桃園空港線往復とMRT台北フリーの2つの悠遊卡がセットです。有効開始日は別々でも使用できます。

台北市内を色々訪れたり、淡水やウーライなど郊外まで色々移動されるときは、お得になります。

・MRT桃園空港線往復+MRT台北48時間フリー 520元
・MRT桃園空港線往復+MRT台北48時間フリー 600元

MRT桃園空港線が営業時間しているのは、6時から23時まで。各駅と快速(直達車)が15分おきに発車します。日中の利用は問題ありません。ところが、最近人気のLCC航空会社では出発・到着時間が早朝・深夜となることが多いため、従来通りバス利用となりますのでご注意下さい。

普通列車は青色4両編成ロングシート、快速(直達車)は紫色の5両編成セミクロスシーになっています。快速(直達車)の1両は受託手荷物が乗る荷物専用車です。快速の方は、スーツケースを収納できるスペースが用意されています。

桃園空港線の台北駅は、台鐵台北駅のとなりの建物となり、建物の移動だけなら徒歩7~8分程です。台鉄やMRTの駅舎とMRT桃園空港線の駅が離れているため、乗換えには少なくても10分以上は見ておきましょう。また桃園空港側の乗り場は、第一・第二ともに地下フロアからの乗車となります。

台北駅付近と空港駅付近は地下を通りますが、それ以外は地上を走ります。そのため、晴れていれば景色の良い車窓が楽しめます。ただ結構高い位置を走るので、高所恐怖症の方は注意して下さい。

詳しくはこちらに時刻表や初電・終電をまとめました。

チャイナエアラインかエバー航空利用者は、台北駅でチェックできるよ!

チャイナエアラインとエバー航空とこれらの子会社であるマンダリン航空とユニーエアを利用する方は、台北駅のチェックインカウンターで受託荷物を預け入れることができます。(チェックインしたからといって、必ずしもMRT使わなくてもよいそうです)開業から2年間は無料となっています。

また、こちらで免税品の還付税の払い戻しも受けることができます。台北駅でのチェックインカウンターの受付は、桃園空港出発の3時間前までの取扱となります。

 空港連絡バス

現在、桃園国際空港から台北市内へ向かうリムジンバスは、國光客運・長榮巴士・大有巴士・建明客運、葛瑪蘭客運の5社があります。(客運や巴士はバスを意味します)

バスで台北に早く行きたい人や初めてでよく分からない場合は、国光客運に乗って下さい。国光客運(バス)は、台北駅まで直接乗り入れています。

他のバスは台北市内を巡回するため、15~30分余計にかかります。

 バス乗車券購入とバス乗り場情報

バス乗車券購入 バス乗り場
第一ターミナル 地上1F B1Fバス乗り場
第二ターミナル 1階入国ロビー北東側 1階入国ロビー北東側屋外通路

台北駅までの料金は140元(最近値上しました)、概ね15~20分毎に発車します。

所要時間は1時間前後。早朝深夜帯だと50分位で着くこともありますが、朝晩の台北市内ラッシュアワーに重なるときは15~30分程度余計にかかります。

終着台北駅での降り口は、ほとんどのバス会社は東口(東門)前になります。

桃園国際空港→台北市内へのバス停留所

  1. 第2→第1ターミナル
  2. 啟聰學校(重慶北路)
  3. 庫倫街口(MRT圓山駅)
  4. 台泥大樓【馬偕醫院】
  5. 國賓飯店(アンバサダーホテル)
  6. 台北火車站東側門公車專用道(台北駅東側門バス専用道路)

深夜帯の乗車について

MRT桃園空港線は便利なのですが、MRTが営業していない早朝深夜の時間帯は、バスに頼るしかありません

桃園空港を早朝深夜に発着する便でも、バスは24時間運行されているので問題ありません。

2014年末より、国光客運の空港路線である1819系統が24時間運行となりました。

深夜24時ごろから翌05時ごろまでの桃園国際空港発は次の通りです。

時刻 第2ターミナル発 第1ターミナル発
23:55-02:25 10~15分毎 00:00-02:30 10~15分毎
02 25 45 30 50
03 15 45 20 50
04 15 40 55 20 45
05 10~20分毎 00 以降10~20分毎

2019年05月時点国光客運1819路線

深夜であるため、台北までの移動よりむしろ台北に到着してからが移動に制限があるかもしれません。予約している宿が少し離れた場所である場合は、駅からタクシーで行くことが無難です。

台北駅のバス停傍に待っていたかのようにタクシー乗り場がありますので、見つけるのは容易です。中国語分からなくても、泊まるホテルなどの住所をメモしておき、乗車時に運転手に見せるとかなりスムーズです。(住所は現地の漢字でね)

帰りの台北から桃園国際空港へ行く場合

帰りは、國光客運台北車站からのります。下記地図の「青い」場所です。桃園空港から台北駅で降りた場所から、50メートルほど北側にある、國光客運のビルを目指しましょう。

空港行きバスと基隆行バス以外は、道路を隔てた北口(北門)にあるバスターミナル棟からの発車です。

以前は西口のバスターミナル棟から発車していましたが、2016年10月30日で西口は使用停止となりました。その後東三門を経て2017年03月02日から桃園空港行きの乗車場所は全便國光客運台北車站(東三門の隣)へ移動しています!

帰りについては詳しくは下記を参照して下さい。


(2019年5月時点です。深夜便は念のため国光客運のページを見ておいて下さい)

深夜帯の台北からのバス発車時刻は
00:00、00:20、00:50、01:20、01:50、02:20、02:50、03:20、03:40、04:00、04:20、04:40、05:00です。

夜中3時台といった時間に桃園空港を出発するバニラエアなどのLCC便や、臨時チャイナエアラインの成田行がありますので、これらの深夜~早朝便に乗るのに便利になりました。

乗り場については、別にまとめてみました。

 タクシー

スクリーンショット(2015-05-11 22.40.59)

台湾のタクシーは全て黄色です。

どこにも止まらずストレートに行くので、所要時間時間はバスより若干早いです。料金は1200元ほど。台北市内の行き先で若干の誤差はありますが、他のタクシーとあまり差はありません。これは台湾の観光地や特定の場所では、一律運賃の場合があります。しかも、桃園空港への乗り入れは許可制なので、原則的にはこの値段が目安です。中には他所から流入してきたタクシーが帰りが空車になるのを避けるため、空港内や外でロビー活動していることがありますが、無許可のため高速道路での検問に引っかかる場合があります。また西門町あたりで空港までの格安タクシーがいますが、上記のことがあるためあまりお勧めしません。

台北以外ではまだまだ新幹線も利用価値あり

MRT桃園空港線ができる前は、渋滞にハマらず時間通りに行きたい方は、バスと新幹線の組合せしかありませんでした。しかしMRT桃園空港線が開通してしまったため、いくら新幹線が早いと言っても台北までは乗換えの無いMRTの方が早いです。

けれども、台中や台南、高雄といった南部地域へのアクセスには、まだまだ新幹線でのアクセスよく、早く目的地へ着きます。

また板橋や南港といった、台北駅以外の目的地に行く場合は、新幹線で行くのが便利だと思います。

バスorMRT+新幹線(台湾高鐵)

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高鐵桃園駅は地下駅です。

おまけでバス+新幹線です。乗継ぎがあるため、場合によってはバスと変わらないかもしれません。

以前はMRT桃園空港線が開通する前までは一番時間が読める行き方でした。

概ね1時間弱です。昼間はバスと大差ないのですが、特に夕方以降は台北市内の道路渋滞に遭遇するため、到着時間が読めなくなります。料金も併せて195元なので、ほとんど定時運行の新幹線+バスで行くこともありです。

桃園国際空港と高鉄桃園間のバス乗場は、台北行きのバス乗場と一緒です。高鐵桃園に発着する列車は、早朝深夜を除いて毎時2~3本、20~30分に一本位の頻度です。アプリや高鐵HPなどで発車時刻表を確認すると慌てずにスムーズに行けます。なお切符は発車5分前に打ち切られるのでご注意。空港を発車して、30分後位の列車を目安にすると丁度良いと思われます。

MRT桃園空港線は高鉄桃園駅にも出れます

いままで高鐵桃園駅までは連絡バスを利用していましたが、MRT桃園空港線は高鐵桃園へ続いているので、列車での移動が可能となりました。快速は桃園空港止まりなので、高鐵桃園から桃園空港までは各駅停車のみとなります。

高鐵桃園駅での乗換えは高鐵側は地下ホームとなりますが、MRT桃園空港線は高架橋ホームにあります。高鐵桃園ホームに乗換え通路ができましたので、こちらを通ってのりかえられます。既存の改札でもあまり変わりませんけど。

補足として、一応在来線の台鐵桃園駅も行けますが、高鐵桃園駅より更に先にありる上、時間がかかるので、あまりお勧めしません。どちらかというと飛行機の乗り継ぎや早朝便に乗るために、台鐵桃園方面に泊まる人が多いようです。どうしても~台鉄からという場合は、中壢からをお勧めします。

注意点!

①台北発の場合(帰り)
新幹線は速達便と各駅便の2種類があります。台北と高鉄桃園へは各駅便で行きます。台北に向かうときは各駅便のみしか乗車できないので問題ないのですが、台北から乗車する場合は速達便だと台北の次の駅は台中まで止まりませんので、帰りに新幹線を乗る場合は注意して下さい。たいていは毎時00分や30分発が速達便になることが多いので、それを避けるようにして下さい。あと乗り過ごしに注意。

②高鉄桃園駅のチェックインは廃止されています
以前は、台湾系チャイナエアラインとエバー航空が高鉄桃園駅構内のカウンターでチェックインできした。ところが現在はチェックインカウンターもなく利用できません。バス乗場方面出口にカウンターがあったのですが、2015年11月現在、カウンターが撤去されています。今年の春先には両社ともに撤去されていたようです。利用者が少なかったか来年のMRT開業を見越した処置と思われます。

参考 台湾新幹線の料金表(2015年11月現在、単位:NT)

台北からの料金表
駅名 商務車 對號座(指定席) 自由座(自由席)
板橋 225 45 40
桃園 380 175 165
桃園 380 175 165
新竹 560 315 305
台中 1095 765 740
嘉義 1595 1180 1140
台南 1955 1480 1435
左営 2140 1630 1580
商務車・對號座(指定席)の料金表
商務車
駅名 台北 板橋 桃園 新竹 台中 嘉義 台南 左営
對號座 台北 - 225 380 560 1095 1595 1955 2140
板橋 45 - 345 515 1060 1560 1910 2095
桃園 175 140 - 345 880 1380 1740 1925
新竹 315 280 140 - 715 1215 1565 1750
台中 765 730 590 450 - 670 1030 1215
嘉義 1180 1145 1005 860 410 - 540 715
台南 1480 1445 1305 1160 710 295 - 355
左営 1630 1595 1455 1310 860 450 150 -
自由席の料金表
駅名 台北 板橋 桃園 新竹 台中 嘉義 台南 左営
自由席 台北 -
板橋 40 -
桃園 165 130 -
新竹 305 270 135 -
台中 740 705 570 435 -
嘉義 1140 1110 970 830 395 -
台南 1435 1400 1265 1125 685 285 -
左営 1580 1545 1410 1270 830 435 145 -

※南港-高鐵桃園(片道)
普通指定席:200元
商務車(グリーン車):400元

バス料金

桃園国際空港 - 高鉄桃園駅 30元
統聯客運(705番バス) 5~10分毎
所要時間 約20分

おとーくな台湾高速鉄道の切符たち

①台湾を南北に周る予定がある場合には強ーい見方でス!特に台南・高雄へ行く場合はおススメ!


②片道しか使わなくても、どーしてもお得に乗りたい!ってときにどうぞ!

 時間があれば・・・

桃園空港から台北駅までの3つの行き方は、上からおススメ順番です。早朝深夜でバスの方は、空港連絡バスになってしまいますが、それ以外はMRT桃園空港線を利用するのが一番お手軽で早く台北に到着することができます。

おまけですが、桃園空港に到着して少し時間があれば、空港や駅でゲットしておきたい小物です。

帰国時はこちらをご覧下さい。特に国光バスの台北駅乗り場が2016年10月30日より移動しました!

台北で行って食べた・飲んだことのあるお店の記事はこちらです。2:00~3:00閉店なので、1時間前ぐらいなら間に合うかも。

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