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台湾旅行

台北郵便局と北門

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台北駅から歩いてすぐ!

台北駅から歩いて10分程度のところに、歴史的な建造物があります。それは台北郵便局と北門です。
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整備された駅前の通りにポツンと佇んでいます。台北郵便局は日本統治時代に、清朝統治時代の建造物なのです。

 台北郵便局

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台北郵便局は4000坪の敷地に総面積が8072平方メートルと、台湾を代表する郵便局です。そして現役の郵便局のオフィスとして使われています。中に入ると、3階まで吹き抜けた広いロビーと重厚な造りが目につきます。そしてところどころの装飾は、古典建築の影響を受けていると言われています。

 台北郵便局の歴史

下関条約後に日本軍が野戦郵便局としてこの地に設けたのが始まり。その後は民政局に移管され、1898年に木造2階建ての初代局舎が完成しました。ところが1913年2月の火災で初代局舎は焼失、同年中に臨時局舎が完成しましたが、現在の局舎が完成したのは1930年4月まで待つこととなりました。

設計は栗山俊一氏により手掛けられ、鉄筋コンクリート3階建ての当時としては珍しい建築物です。
kこち設当時は正面入り口に回廊が設けられていましたが、戦後に撤去されたと共に増床されています。
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同時期に建てられたものとして、東京中央郵便局があります。こちらは左の通り、前面を残して大幅に改築されています。

 台北市三級古跡に指定

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台北郵便局は1998年9月に史跡として認定され、台北市政府の文化局審査を通過後の2006年から改修工事に入り、2015年1月18日に竣工式が行われました。改修工事完成と同時に、郵政博物館台北北門分館が2階に開設されました。

 北門

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台北郵便局の前を通る通りの向かい側に「北門」が建っています。かつて台北府城にあった5つの門の一つで、昔ながらの姿で現存しているのはここ北門のみです。

 北門の歴史

清朝時代の1884年に台北城の城壁として完成。日本統治時代は門以外の城壁は、水道整備の資材として取り壊されました。その後、北門以外は改築または撤去により、当時の建物は現存していません。
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 北門も古跡に指定されています

台北郵便局と時を同じく1998年に史跡として指定され、台北郵便局が改修工事が終わる頃と同時に、こちらも改修された姿を見せています。しばらくは工事の囲いがありましたが、最近では1階部分の門をくぐることができるようです。(2階部は立入禁止)

台北郵便局と北門は目の前なので併せてい行ってみよう!

こんな歴史ある建物が台北駅から歩いて行けるところにあります。場所は台北駅から台北バスターミナルA棟を通り過ぎてまっすぐ進んだところにあります。

台北郵便局と北門は道路を挟んだ両側にありますが、結構交通量がありますので、横断には気を付けて下さい。(間を渡るにはには信号機付きの横断歩道があります)

 台北郵便局

アクセス:台北駅より徒歩約10分、MRT松山線北門駅より3分
住所:台北市中正区忠孝西路一段118号
営業時間:
平日 :7:30~21:00(金融業務は30分後より)
土曜日:8:30~16:30
日曜日:8:30~12:00

 北門

アクセス:台北駅より徒歩約10分、MRT松山線北門駅よりほぼ近く

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