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旗津半島に行く時に、昔の高雄駅へ寄り道

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高雄港駅は元高雄駅

左営から高雄に向かう間、途中高雄の駅へ左に曲がる付近で、港方面に向かう道と離れるのが見れます。2008年まで使われた高雄臨港線です。

元々、台湾総督府鉄道が縦貫線の台南-高雄(打狗)間を開通した時の最初の高雄駅でした。それが1941年6月に現在地の高雄駅ができるまでは、こちらが高雄駅でした。
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 その後は1962年ごろには旅客営業が廃止されましたが、貨物線としてはしばらく営業が続けれらました。それが貨物路線としての営業も2008年11月9日の臨時列車を最後に営業を終了しました。

その後、駅の跡地を利用した「打狗鉄道故事館」が2010年10月24日にオープンしたのです。

駅舎は事務所や駅長室が資料館として開放され、多くの貨物列車が賑わったヤードは、SLや客車と共に公園として利用されています。入場料等はなく無料です。

 旧高雄港駅へ向かう

さて日本では秋の後半になる10月末日、高鉄で左営までやってきました。
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 日本では段々と寒くなってきましたが、南国高雄はまだ30度近くあって汗ばみます。ここからMRTに乗り換えます。

美麗島駅で紅線から橘線へ乗り換えて、西子湾までやってきました。地上に上がれば「打狗鉄道故事館」はすぐ目の前です。
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 駅舎は老朽化していますが、一部修繕工事を行っているようです。
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 旧高雄港駅の駅舎は資料館

中に入ると、駅事務所と待合室があります。机には硬券きっぷが飾られている他、当時使われていた配送用の木棚があります。

右側は写真や昔の運賃表や時刻表も壁に掛けられています。
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元待合室には開業当初の写真から、戦前、戦後の高雄港のパネル写真が並べられいます。高雄港を扱った日本の鉄道雑誌も飾られています。
takaokou-41この高雄港駅は戦時中に爆撃され、現在の駅舎は戦後2年後に修復工事されました。
takaokou-67右奥へ進むと、駅長室があります。それぞれ当時使われた制服や行先サボなどの用品が展示されています。
takaokou-63資料館の中には椅子があるので、ちゃっかりこちらで休むことができます。外は暑いですからね。
takaokou-66当時使われていた、高雄臨港線の路線図があります。これは湾岸を回るように線路が延び、再び屏東線に入れるようになっていました。
takaokou-62戦前は屏東から先が開通しておらず、機関車を付け替えずに再度北上できるような配線になっています。
takaokou-65なお本棚には日本の鉄道誌が陳列されています。
takaokou-64普通に見ていても歴史あるというか懐かしさを感じるような気がしました。

さて次回は外に出てみます。

 旧高雄港駅までは?

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高雄駅からMRT紅線(南北線)に乗り、途中の美麗島駅で橘線(東西線)に乗り換えて、西子湾駅で下車。

2番出口を上がったすぐのところに「打狗鉄道故事館」があります。

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